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養成コース受講生の体験記 エピソード5

養成講座第5回目!2025年6月1日(日)13:00〜16:00 @studioりぶ隣の貸別荘

今回の流れは

・ジャーナリング

・前回習ったエクササイズ(テーブルトップ、アブプレップ、ハンドレッド)の実践

・新たなエクササイズ(ロールアップ、シングルレッグストレートストレッチ、ダブルレッグストレッチ)のレクチャー

・振り返り

第4回目の講座では”わからない・できない”が続き、結果モヤっと感が残りました。

(詳しくはコチラを参照)

そのモヤっと感がなんだったのかを今回のジャーナリングの時間で掘り下げてみました。

そこで出てきたのは「一番でありたい」という気持ちでした。

思い返せば、物心ついたときから一番に憧れていました。一番になりたい、一番でありたいと思っていました。ここでちょっと厄介なのは、結構強い気持ちで「一番になりたい!」と思っているのに、それを口に出さず、なんならそう思っていることを周りにはあまり悟られまいと振る舞ってしまう、素直になれないところ。

そして更に厄介なのは、一番は他者からの高評価がもらいやすく、その他者からの評価によってのみ自分の存在価値を判断する人間になってしまったことです。

私は運動は全くダメで、特に走るのがとても遅い子でした。クラスで足を遅い順に並べたら一位、二位になるレベル。それでも一番でありたい私は自分の中でルールを作りました。それは「その中で一番になる」ということ。

例えば、運動会の50メートル走。これまでのタイム順でメンバーが決められるため、足の遅い人と早い人が同じチームで競うことはありませんでした。同じくらいのタイムを持った人同士で走るので、私が一番になる可能性はぐんと上がるわけです。クラスで一番になれなくても、今回走るメンバーの中で一番になれればOK!なんとも自分に都合の良いルールを作りだしたのです。

これはうまく使うことができれば、自分を最強にするルールだと思います。どんな場所でも一番になることができるのだから。でも私の場合は何かが違いました。負けず嫌いといえば、まぁそうなのかもしれないけれど。なんというか、一番になれなかったとしても、あまり悔しくないのです。悔しいという感情が全くないわけではないのだけど、それ以上に、「できなかったな・・・」というしょんぼりした気持ちが残ります。そして、しょんぼりとした気持ちは自己肯定感を低下させ、自己の存在価値をも脅かし、最強どころか、自分を最弱な人間だと思うようにさえなっていきます。

自分の得意に気づくには、ある程度周囲との比較も必要だと思います。でも、私は自己承認のための道具にしてしまったのです。

頭ではわかっています。みんな同じところを目指す仲間で、敵ではなく味方であることを。それでも小さい頃からの癖はなかなかに手強く、みんなよりもできると感じることで、私は自己承認をしようとしていたのだと思います。そしてそれに失敗したのが、第4回目の講座だったのだと思います。

ピラティスは体を物理的に調整していくとってもロジカルで現実的なエクササイズだと思っていました。まさかこんなに自分の精神的な部分と向き合っていくことになるとは思っていませんでした。体だけでなく心にもピラティスって必要なんですね。

なんだか、今回の体験記は全然ピラティスの話じゃなくなってしまいました。(いや、いつもか?)でも、もえさんの講座で得られるのは技術だけじゃないよ、ということが少しでも伝わったらなと思い、素直な心の内を綴らせてもらいました。

次は6月11日!ジャーナリングも実技も楽しみです!

ちなみに前回の日記で、友人にアウトプットに付き合ってもらおうか?どうしようか?と悩んでいましたが、結果は、、、できませんでした!泣笑

でも、その代わりと言ったらあれですが、第5回の講座のあとすぐオンラインで練習に付き合ってもらいました。オンラインはとっても難しかったです。お互いの細かな動きが見えないし、ネット回線の都合で途中で切れたりもするし、、、でも自分の理解度の確認になり、人前でやることの恥ずかしさをまた一つ手放せた気もするのでよしとします。

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